負けず嫌いが意外と多い件。
トレーニングで数値を意識させると、負けず嫌いたちがメラメラし出しトレーニングにさらに熱が入ります。もちろんマイペースの選手もいますが!
誰かが重量のMAXを更新すれば、「マジか~」と悔しがってる選手もよく見かけます。
そんな選手は必ずと言っていいほど、次のトレーニングで重さを上げて自分の限界を突破しようとしますね。
負けたくない一心でトレーニングに望む素直さを見ていると、なぜか心晴れやかになりますね。(笑)
より競争意識が高まる
数値を明確にすることで、挑戦する機会・挑戦する姿が増えた。そう感じます。
昨日より、前回より「1回でも多く、1キロでも重く」。
こうやってトレーニングに望む選手が増えました。確実に。
数値化とは
『今までできなかった事への挑戦の切符』
になると思います。
数値化って全てを明確にできるからなんとなく嫌がる人もいるかもしれません。得意なところ、不得意なところが明確に出るからです。ここで不得意なところに目を向けたくないからといって数値化から逃げてはいけません。
そんな小さなプライドは捨てて、不得意なところに目を向け対処する。そうやっていけば成長につながるはずです。
小さなプライドと見栄とは今日でおさらば!!!
数値化される野球
昔から野球って感覚だけに頼るイメージが強いスポーツだったと思うんですが、今は一変して数値を求めるようになったと思います。球速、打球速度、走塁のタイム、送球の速度などなど。
トレーニングもよく数値化されてると思います。
トレーニングの数値が野球の全てではないですが、パフォーマンスを向上させるためには大切です。
同じ項目の数値で測っていくと、評価基準を明確にすることができるます。そのため、コーチと選手のコミュニケーションのツールとして数値化した評価基準を使えるのです。
感覚だけで戦うのをやめる
感覚だけで戦うことをやめ、数値を明確化して正しい努力ができるようになるべきです。
円や直線を綺麗に書こうと思ったら、コンパスや定規を使わないと難しいですよね。コンパスや定規という基準があるから綺麗に正しく書ける。
われわれ野球人が正しく努力していくためのコンパスや定規になり得るもの、それが『数値』だと思います。
「感覚×数値」
感覚だけでも駄目、数値を追い求めるだけでも駄目。
実際に投げる時なんて脊髄反射で考えてる暇はないし感覚がめちゃくちゃ大事。股関節が何度曲がっててとか考えられんし(笑)。
投げ終わってから結果や動画を見返す時には、感覚と数値、客観的な視点などをすりあわせていく必要があります。この時に数値が大活躍することは間違いないです!
数値化は自分を測る尺度にもなるし、チーム内での競争を生むこともできる。しかし、使い方しだいでは良くもなるし、悪くもなる。
数値だけに捕らわれないように気をつけ、その効果を最大限活かしていこう!!