9ヶ月間の筋トレ漬け生活
2022年の秋に社会人野球を引退、その後年末に会社を退職。新年明けて2023年に福岡に帰ってきました。仕事もあてもなく名古屋から帰ってきたので、時間がたくさん有り余っていました。何をしたらいいかも分からなかったので(笑)
そのタイミングで高校の同級生に
「筋トレせっかくするなら、大会目指さん?」
と誘われ、
「いいよ!」
と二つ返事で出ることを決めました!完全にノリやんって感じです(笑)
軽すぎるノリで始めたんですけど、想像の10倍はきつかったです(笑)
大会へ向けての体作り
1月 増量 87キロ→94キロ
2月 プチ減量 94キロ→87キロ
3~4月 維持 87キロ→90キロ
5月6日 減量開始 89.7キロ 体脂肪率14.4%
9月8日(大会2日前) 75.0キロ 体脂肪率3.8%
減量期間は4ヶ月 落とした体重 15キロ
増量期間は1日5000kcal、減量期間は2000kcal以下。
数字でみるとこんな感じですが、本当にキツかった(涙)
学ぶことしかなかった9ヶ月間
体の変化もそうですけど、メンタルや考え方にも変化がありましたね。
とにかくブレない、自己規律
とにかく決まり事、ルールを徹底して守り抜く。それもひたすら毎日続ける。
食事の内容、食事のタイミング、週6でのトレーニング、睡眠時間の確保。
たったのこれだけかと思うかも知れませんが、良い意味でかなりストレスをかかってました(笑)
特に食事に関してですね。何度誘惑に負けそうになったことか!!
飲み会、バーベキューといった楽しい行事に参加しても耐えしのぐ日々、とにかく大会で最高の体に仕上げるためにひたすら耐えに耐えました。
めちゃくちゃストレスを掛けたんですけど、自分のストレス耐性のレベルは格段にアップしましたね。
共に戦える仲間がいることに感謝
先ほど忍耐力がついたと言いましたが、確実に言える事は
一人やったら無理
です。
今回達成できた要因としては8割がここを占めてると思う。
食事管理のついての知識をたくさん教えてくれること。同じくキツい思いをしているからこそ共感、共有できる気持ち。
一人でやっていたら爆発しそうな気持ちを分かり合える仲間の存在がいたことは僕にとってはかなり重要だったと思います。一人ならほんとに無理!!!
食のありがたみ
「食」を制限して感じたこと。
「食事ができて当たり前」になってたことですね。
僕の場合、減量中ほぼ食事のことばかり考えてたんですよね。食事の時間ってなるだけでこんなに幸せなんだって気付きましたね。
今まで食事を舐めてましたね。完全に。
自炊もするようになり自分で作る大変さ、食材を買い揃えるのにどれくれいのお金がかかるのか。
命をつないでいくためには絶対に外せない「食事」というピース。これに関してたくさんのことを気づけたこと。本当にフィジークやって良かったと思います。
ガチで全力でやってみる
軽いのりで始めたフィジーク大会への挑戦でしたが、マジで本気でやったから学ぶことが多すぎましたね。
大事なのは
「ガチで本気」
これです。
自分を律すること、共に戦える仲間、食のありがたみ。これらを身につけたり、気付いたり、出会いを生んだりしたのは全て全力でやったからこそだと断言できます。
これがガチなんだっていうのを、少しは示せたんやないかな。
大会の結果としては8位で入賞には届きませんでした。それでもステージでは誰よりも楽しんで、当日はお祭り気分で最高の時間を過ごせました。
たくさんの学び、出会いを生んでくれたフィジークに感謝。
そしてそのきっかけをくれた高校の同級生、一緒に戦ってくれたチームのみんな、温かい目で僕の苦行を見守ってくれた方々にこの場を借りて感謝の言葉を述べさせていただきます。
本当にありがとうございました。
笹川はまた新たな冒険にむけてスタートします。これからもよろしくお願いします。