他人に発信する機会をもうける
僕は選手の成長スピードを上げるために、意識的に取り組んでいることがあります。それは
選手に選手を教えさせる。
ことです。
多くの選手を見ている中で、課題や取り組むべきところが被ることが良くあります。その時に、トレーニングや練習方法を先に教えた選手に教えてもらうよう促しています。
選手の立場的には指導を受ける側だし、自分と向き合ってトレーニングや練習を行うため、他人に発信するという機会は多くないと思います。
なので積極的にアウトプットする場面や機会を作ってあげています。
これが結構面白くて、「あいつに教えて欲しい」って頼むとあんまり嫌な顔しないんですよね。(笑)
選手って自分がやってることを人に話すことを、楽しんでるのかなと勝手に思ってます(笑)
現在地を知れる
この取り組みで僕が考えるメリットは2つあります。
①トレーニングや練習方法を正確に落とし込めているかを確認できる。
②選手同士で野球を深く考える時間ができること。
正しく理解することの重要生
アウトプットする、人に何かを伝える。ということは何かをただ言えば良いのでは無く、相手に理解して貰らわなければならないし、伝わらなければなりません。
自分の頭の中では理解していると思っていても、発信する時に上手く言語化できないことってあると思います。言語化が難しいのって頭の中で整理できていない可能性が高いですよね。
言語化できていないから自分に落とし込めていないという訳ではないです。
より高いレベルを求めるならば、言語化して相手が理解しやすいアウトプットができるようになって欲しいということです。
他人の意見に触れてみる
選手同士で話すときは、「あーでもない、こーでもない」と色々な意見をぶつけあって欲しいですね。
他人の考えに触れてみることって本当に大事だと思います。自分では気づけなかったことや、初めて知ること、新たな発見など、自分自身にプラスになることばかりだと思います。
自分が発信者で相手に上手く伝えられたら成長やし、相手の話を聞いてレベルの違いを感じたらまだまだ伸びしろがあると気づける。
プラスの要素しかないな。
インプットを深めろ
”アウトプットは究極のインプット”
ですよ!
自分の頭の中にあるものを整理して、それをかみ砕いてシンプルにして、言語化して相手に伝える。それが上手く伝えられればオーケー。もし伝わらなければ原因を探り改善策をねろう。
この改善する作業がめちゃくちゃ大事!ここで自分に深く落とし込めるはず!
アウトプットするためには、インプットを深めろってことですね。
与えよ、さらば与えられん
何も僕みたいにブログやれだのインスタやれだのってことではありません。
普通に会話の中で野球の話なんかを自分発信でやれよ!って感じです。
自分が今考えてることを正確に相手に伝えて、どう思う?みたいな感じで話す。そうすれば返ってくる言葉の中に何かヒントが混ざっているかもしれません。
与えられた訳ではないのかもしれませんが、間違いなく自分のプラスにはなりますよね。
自分の認識が間違っていればそれを正すこともできるし、アウトプットってまじで最高です。勝手に間違いを教えてくれるんで。(笑)
何も恐れずにアウトプット、自分から何かを発信してみよう!そうすれば何かは起こる!