野球の花形と言えばやはり「投手」。
投手がボールを投げることで野球がスタートします。
プロ野球でも一番カメラで映されるのは投手ですし、本当に目立ちます。
試合の結果は、投手のでき次第で大きく左右されるのはご存じの通りだと思います。
結果を出すためには投げる球や、配球、フィールディングなどハイレベルなスキルが必要です。
スキルを追い求めることはもちろんですが、僕はマウンドでの「立ち振る舞い」も結果を残していく上では大切な要素だと思っています。
今日はその「立ち振る舞い」について書いていきます。
”魅せる”投手
社会人野球で忘れもしない試合があります。
2020年9月16日、一年目の初めての大会である東海地区都市対抗野球2次予選の一回戦。相手は強豪「トヨタ自動車」。
トヨタ自動車の先発投手は現在、広島カープに所属している栗林良吏選手。
7回10奪三振の圧巻のピッチングでした。自チームは手も足も出ず、力でねじ伏せられました。
ストレート、カーブ、カットボール、フォークと全ての精度がすごすぎて
「これがプロ野球選手か、、、」
と衝撃だったのを鮮明に覚えています。
しかし、投げている球以上に強く印象づけられたことがあります。
それは、気合いのこもった「雄叫び」です。
覇気だけで負けた。
初回の1つ目の三振を取った瞬間からエンジン全開で吠えるんです。次の三振の時も。その次も。
相手ながらにその姿を見て、「すげぇ、、、」と無意識でなっていました。ベンチで勝手にロマン感じてました。(笑)
もう、この時点でお手上げで戦意喪失してますよね。
一球でも無駄にしないという意志が伝わってきますし、このマウンドに掛けている思いというものも強く感じました。
圧倒的な投手とは、投げている球のレベルもそうですけど、マウンドにかける思いはもっとえげつないと思います。
そこにシビれる、憧れる。
三年間社会人野球でプレーをしましたが、トヨタ自動車の投手はみんなマウンドに立つ時の気迫が凄く伝わってきます。
ここは数値とか理屈にできるものではないかもしれませんが、より強く、より良い投手に見えてくるんですね。本当に魅力的だなと相手ながらに感じてました。
ちなみに、僕は毎回トヨタさんにボコボコにされてました。(笑)
トヨタ自動車にはそういう文化があるのか分かりませんが、一ミリでも勝ちに近づけるのならば良いものはマネさせていただこう。
圧倒的な投手陣にするために、スキルもそうですがマウンドでの姿で”魅了”してほしい。
圧倒的で、魅力的で、憧れられる投手陣になろうぜ。
天使であり悪魔でもある。
チームに、仲間に、「希望」を与える投手になってほしいです。
先発が決まった段階で勝ちの流れにしてしまう。負けていてもチームが勝つ雰囲気になる。そんなみんなから頼れる投手になってくれ。肝の据わった図太い投手に。
そして相手に「絶望」を与える投手になってほしいです。
マウンドに立っただけで、相手が「うわ、、ムリやん、、」って嫌がられて欲しいんですよね。そうなってるだけで気持ちで勝ってるんですよね。
こうやって敵、味方に大きな影響を与えることができる投手を目指していく。
マウンドに立つ君は「主人公」だ。
もっとなりきれ!ゲームは君を中心に回っている!