野球

推薦・特待制度なしで日本トップの投手陣を作る話。

短期的な目標:2023秋のリーグ戦優勝、九州チャンピオン
長期的な目標:推薦・特待制度なしで継続的な日本トップの投手陣を作る

西南学院大学硬式野球部の投手コーチとして加入してから8ヶ月目。

僕が現在目標として持っている”2つ”のこと、そして、それらを達成するために必要な考え方もここに書いていきます。

1つ目

秋季リーグ戦全勝優勝、九州チャンピオンになる」。

2つ目

推薦・特待制度なしで継続的な日本トップの投手陣を作る

この2つの目標を達成するために何ができるのかを、常に頭の中で考え動いています。その中で気付いたこと感じることを次の章では紹介します。

 

結果か経験か。

短期的な目標と長期的な目標の両方を同時進行していますが、どちらともを100%でできないところに難しさを感じます。

結果をとるのか、経験をとるのか。ここのさじ加減を判断するのが一番難しいです。

短期的な結果だけを追い求めるなら、勝てる確率の高い投手の登板を増やせばよいと思います。しかし、継続的な日本トップの投手陣はそれでは成り立ちません。

経験を積ませて次世代の投手を育てることも必要です。リーグ戦や公式戦で投げることる経験は成長に大きくつながると思いますが、ここも経験を優先させると優勝を狙うところからは逸れてしまいますよね。

 

時と場合で使い分ける

短期的・長期的2つの目標を適切なタイミング割合で使い分けることができれば、両方を達成することは可能になると思う。

どちらか一方を選んで二元論にする必要は無いと思う。

試合中でも展開、状況、選手によって結果なのか経験なのかを使い分けることが必要ですよね。

先発投手は経験豊富な投手を起用し、ゲームが落ち着いて点差がセーフティーになったら経験が浅い選手を起用する。少しずつ慣れさせていき、実力、経験値が備わってきたら緊迫する場面で中継ぎさせたり、思い切って先発させても良いと思います。

Balance of Power

双方のバランス感覚を見失わないように!

短期的、長期的の2つの目標は西南大硬式野球部を常勝チームにするためには絶対的に外せないところです。目の前のリーグ戦で勝つことだけでなく、全国の舞台で勝ち進む西南の姿も想像しながら、今この瞬間を過ごさなければならないと思います。

適材・適所・適量

この3つを意識することで間違った選択をすることを避けることができると思います。

バランス感覚を見失わず、推薦・特待制度なしで日本トップの投手陣を作り選手育成の常識をぶっ壊します