コーチの仕事は選手の力を「最大化」させることにあります。
第一に考えることは「選手の成長」です。
それを邪魔してくる思考を省くことがコーチには必要なスキルです。
指導中に相手のやる気が感じられず、練習に身が入っていないように感じることがありました。
浮かない顔をしているので「何か嫌なことでもあった?」と探りを入れても「いつも通りです。」としか答えませんでした。だけど、明らかにいつもと違う雰囲気でした。
ネガティブな空気感が漂う中でそれに自分も飲まれてしまい、指導が面白く感じられませんでした。
プラスもマイナスも伝染する
気づいたこととして、人は長時間一緒にいる人の雰囲気に影響を受けるということです。
ポジティブでもネガティブでも良くも悪くも影響するのだと。
ましてやコーチという立場では、自分を高めるのではなく相手を高めなければなりません。そうすると立場としては受け身になるので余計に影響を受ける可能性が高いと思います。
相手へ思いが届くかは自分次第
受け身にならず相手の成長を心から思い、自分にできることをやる。
他者の気持ちや思いを変えるというのは自分の力の影響を与えられる範囲外にあります。上達したい、成長したいと思うかどうかもその人次第です。
しかし、そういった気持ちに少しでもなれる、近づけるようにコーチは考えることが必要だと思います。時間はかかるかもしれませんが、これを貫くことで相手への思いは届くのではないのでしょうか。
ブレない軸を持つ
笹川コーチの指導や練習がめちゃくちゃ楽しいし、もっと指導を受けて上手くなりたい。そう思わせなければ一流のコーチにはなれないと思います。
選手の成長のために真剣に、アツく、本気でハートを燃やします。