投手をしている人ならばほとんどの投手が球が速くなりたいと思っているはず。
自分も小学6年生で初めてマウンドに上がってから今にいたるまで、ずっと球は速くなりたいと思っている。
現役を引退した今でも。
それくらい球が速いってのは魅力があるし、シンプルに投手として強い。
球速が全てではないことは分かっているが活躍している投手は当たり前に球は速い。
だからこそ、球速にはもっとこだわって欲しい。
体格の差が大きく影響する
確実に、フィジカルの強さに依存すると思う。
やはり体格の差は大きく影響がある。
野球はコンタクトスポーツではなく、ボールやバット、グラブといった道具を使ったスポーツだ。
ボールやバットを使うため、フィジカル面はそれらを効果的に使うためのものでしかない。
しかし、その影響力はすさまじい。
大人と子供の差を考えて見てほしい。
良くあるのは、少年野球の親子試合で野球未経験の親御さんが普通に外野を越す打球をを放つ事がある。
当たり前のことだが、小学生と成人している人の体格の差は歴然だ。
毎日バットを振って練習している子供の方がバットを扱うスキルはあるかもしれない。
しかし、軽々とバットを扱える大人の体格があれば子供のスキルは簡単に上回ってしまう。
今は大人と子供を例に出したが、同じカテゴリー内でも起こることだ。
球が速い投手、遠くまで飛ばせる選手をしっかり見てみよう。
明らかに体格がちがうはずだ。
150キロオーバーを出すには
とにかく、フィジカル面を徹底して伸すことだ。
フォーム、形、小手先のスキルではなく、シンプルに身体の強さ。
ここを愚直に日々、鍛え上げられるかが大切。
高島誠さんが出版されている本にも140キロ、145キロ、150キロ投げるためにフィジカル面の要素が記載されている。
そもそもそれを超えてないのに球速がでないって嘆いていないかなと。
もう一度見つめてみよう。
深く考えずとも、以外とシンプルかもしれない。
動作解析や投球のメカニズムなど理解できる環境は色んなところにある。
そういった理論は学ぶべきだと思う。
しかし、そこに落とし穴があることにも気付いて欲しい。
知識のインプットは凄く大切。
しかし、アウトプットしてみてそれを正しく判断してこそ意味がある。
頭でっかちにならないで欲しい。
メンタル面の成長も。
メンタルだけで150キロは投げられないし、HRは打てない。
しかし、150キロを投げられるフィジカルを手に入れるためには自分を律さなければならない。
その時こそ
「思考、考え方、メンタル」
といった類いの話が出てくる。
キツくて辛いトレーニングに耐えることはできるのか?
遊びに行きたくても我慢して練習できるのか?
結果がでないと諦めていないか?
みたいなことがあり得る。
凄い才能の持ち主でも、やり抜けなければ「あいつは凄かった」どまり。
スポーツ選手として成長するためには、精神的な成長も欠かせない。
150キロオーバーを目指すのであれば、「ハート」も強くなろう。